ミミズ君は寒い冬をどうやって過ごすのでしょうか? 土中に生息するミミズ君は、きっと深く潜行しているのだろうと想像します。 昔、井戸水は夏冷たく冬暖かいと習いました。地中はきっと暖かなのです。
ところが、専門家は、「霜が降りるくらいはいいが、地面が凍るようだとミミズは死滅する」と言います。 野生のミミズは、広い地中で暖かい場所に移動できるでしょうが、狭いコンポストの中では逃げ場がありません。 それに、コンポストは庭に置いたバケツみたいなものです。 バケツにたまった水が、朝凍っているというのはよくあることです。 風が当たる上に湿っているので気化熱で強く冷却されそうです。 コンポストの中は、庭の地面以上に冷えて凍ってしまい、ミミズが死んでしまうかも知れません。
専門家の言葉の真偽のほどはわかりませんが、防寒対策を施した方が安心です。 「どうしたらいいんですか?」「いや、家の中に置いておけば特別なことは必要ありませんよ。」, その家の中に置いておくって言うのが特別だっちゅーの!
下の写真は、3月になってもう寒さも峠を越したので平地に引きずり出したところです。 梅が咲いています。といっても、2003年は、3月になってもかなり冷え込みますね。 (おーい、誰かうちのクマデを持っていかんかったかねぇ?!)
さすがに寒いと食欲がないようです。
1,2月は餌を入れてもなかなか減りません。
3週間に一回くらい入れましたが食べてくれたかどうかわかりません。
生のまま残っている材料もかなりあります。
3月になると、暖かい陽も差すようになり、
けっこうなミミズ液が排泄されてくるようになりました。
不思議なのは、ミミズ君たちは夏より太ってくること。
それから、子作りがとても盛んなこと。
大きなミミズ、小さなミミズ、生まれたばかりの白いミミズ、愛の結晶の卵、
とミミズ箱の中はたいへんにぎやかです。
ミミズの密度はものすごいです。
冬の間に3倍くらいに数が増えたように感じます。