昨年の夏に実際に被害がありました。
被害が広がらないことを願って記しておきます。
お茶、つばき、山茶花(さざんか)につく。
8-9月に被害が出やすい。9月に伸び過ぎたツバキの枝葉を刈り、胸に抱えて運ぶうちに、
腕やおなかがまっかになり、一月以上痛みが残りました。
強いかゆみ、発疹、症状によっては入院、目に入ると失明することもあるとか。
毛虫も成虫(蛾)も卵にも毒がある。
予防するには、これらの植物は夏期を迎える前に短く刈り込んでおくこと。 5月9月に殺虫剤(スミチオン、オルトランなどと展着剤を水で薄める) を噴霧器(電池式のもので3000円程度)散布する。 卵から孵化したばかりのときに見つけられれば、キンチョールでも退治できる。 素人にもできるが、殺虫剤が身体にかからない腰くらいの高さに刈り込まれていないと 業者も引き受けたがらない。 木に触れるときは、軍手のような布は毒針は貫いてしまうので、 ゴム手袋やレインコート、それに目を守るためゴグルを使うこと。 もし触ってしまったときは、水でそっと洗い流し、セロハンテープで毒針をはがす。 無理に石鹸でこすらないようにする。洗濯物は別洗いする。
なお、造園業者には、ツバキはチャドクガ被害が出やすいので、 庭木には不適当と言われました。安いから入札にするとツバキになってしまうらしいです。 うちでは、ツバキは根こそぎ抜いて他の植物を植えました。