大きさは4.3インチで小さめだが、密度があり、ずっしりくる重さ。 | 国産品愛用のはずが、made in China | 左から、micro USBポート、SDメモリカード、磁気式充電ポイントをまたいで、SIMメモリモジュール。いずれも防水キャップになっている。 |
2004年に携帯電話の普及率は70%を超え、2012年には、複数台所有する人もいるので100%を超えた。2014年3月の調査では、スマートフォンの普及率が54%を越えたのだそうだ。タブレットが21%、ガラケーは、74%くらい。
筆者は、2012年に、仕事で使い始めたが、どうにもまどろっこしく、自分で買うほどのことはないと思っていた。 まどろっこしいというのは、PCの方が何をやるにもさくさくできるじゃないかということ。仕事では、どのみち、ノートPCを持ち歩くので、それを使えば良い。
スマフォは、電話というよりPCだと言われるが、小さいとはいえ同様な機能のものを2重に持つのは、ムダ。
2007年のiPhone発売以来、世の中、スマフォを中心に回っている感がある。2012年に、2012年製Arrows F05Dを使うことになった。
出張中の電車の中からメールの読み書きには便利だったが、まじめに使うと昼過ぎには電池切れになり、 夕方の帰りの電車では事切れていることが多い。
chromeやgmailやカレンダーの他、いろいろなアプリがあるが、広い画面とキーボード・マウスの付いたPCに比べると使いにくい。 Emailを読んだり、Webのブラウジングはいいが、Emailの返事を書くのもしんどい。ましてや、文書を作るのは時間がかかる。
そのせいか、スマフォを使う習慣が身につかず、朝、玄関に忘れて平然としている。 そもそも、自転車(自動車)通勤では、使う時間がない。 落ち着いてネットと向き合うときはPCがある。会議中にスマフォをいじっているのも感じ悪い。要するに、スマフォって、電車通勤する人のものだと理解。
ただ、いざというとき、電車の時刻表とか検索とか、急なニュースとかがすぐ捕まるのは便利である。 会議場の誰かが調べてくれるから、自分でやる必要もないか。てへ。通信料というか、契約料が月々5000円以上と高いことや、2年縛りがあって、
2年目ちょうどに更新するのでないと1万円ほどの違約金を取られるとか、容量を超えて使ったり、知らずに海外で使うと法外な料金を請求されるとか、 なにやら怖い道具でもある。
WiFi仕様のタッチパッド、Google Nexus-7を2012年に購入。寝床に転がってWebのニュース(2ch?)を見たり、食卓で話題になったことがらを検索するのに便利。夜は、トイレに行くのに足下を照らすライトにもなる。WiFiだから、外では使えないが、ホテルや空港にたどりつけば無線LANが使えることが多い。スマフォより画面が大きいので、文字入力も楽。がんばって使おうかと、電車のWifiで使える契約を試みたが、ちゃんとつながらなかった。電話することがなければ、タッチパッドの方が有用だろう。ただ、このnexus7は、スピードが遅くないか?特に、スリープから目覚めて10分ほどは、swap outされているからか、何をするのも遅い。それに、PCをかばんに入れているなら、やっぱり、2重に持ち歩く必要はない。
それなのに、2014年8月、ついに禁を破って、自分用にXperia Z1fを購入。
なぜ買ったかと言えば、まあ、自分用の電話が必要になったと言うことでしょう。今更ガラケーを買うこともないから、
スマフォにしたということ。IPフォンなら安いしね(後述)。
スマフォの代表たるiPhoneは、Macintoshの発売同様、Appleの作った一大センセーションだった。ガラケーの開発者は大いにショックを受けたことだろう。それ以来、疑似iPhoneというかAndroidフォンが大量に出回り始め、21世紀初めの最大のヒット商品になった。スマフォは、電話と言うよりPCだと言われるが、PCにはない機能も豊富だ。こんな高機能が、小さな機械にぎゅうぎゅうに詰め込まれている。
画面の解像度も、1280x720とかあるので、大きなディスプレイとキーボード、マウスを付ければ、そのまま仕事にも使えるのではないか。しかし、マウスとキーボード、有線LAN、USBポートなどはいさぎよく諦めている。それを2年ほどで買い換える。PCの半分以下のライフサイクルである。これには、電話は、機械を売るのではなくて、回線契約を売る、あるいはサービスを売るという常識が影響しているように思われる。もちろん、半年ごとに新しい機種が出て、性能が上がることも重要だ。
スマフォ機の改良に伴い、インフラたるネットワークの高速化が進んだ。アナログの1G (gigaではなくて、1st Generation, 第一世代)は論外としても、2Gの欧米でのデジタル標準であったGSMは、9.6kbpsで、日本独自のPDCもそれと同じ。それだと大量の音声通話を収容できないからと言って、4.8kbpsのハーフレートでの低品質音声通話もあった。音質が悪かった。この時代は、PHSのISDN並の128kbps
(64x2本)という通信速度は、つながりにくさを除けば優位性があった。当時は、電波の通わない地域もかなりあった。2Gの時間多重TDMA, 周波数多重FDMAに代わって、3Gは、CDMAの世代である。
FOMAは、Mbpsを超えたが、速度表示は信用できない。384Kbps程度だと言われる。狭い電波(周波数)帯に何千万ユーザーが乗り入れるので、都市部では、期待通りの速度が出ない。3.5Gとも呼ばれる高速版FOMAは、7.2Mbpsとなっている。2011年頃から、4G=LTEの世代になった。いや、LTEは、3.9Gなのだそうだ。LTEとは、long
term evolutionの略なのだが、変な名前だ。100Mbpsクラスだと言うが、限られた帯域でこんな速度を出せる理屈がわからない。WiFiの世界も、802.11acでは、400Mbpsだと言われる。電波網は、すでに日本中に張り巡らされた。地下に潜っても、使える。以前は盲点であった地下鉄の駅には電波があふれている。
ソフトウェアは、Androidか、iOS。両者とも、baseは、Linuxというか、Unixのようだ。してみると、Androidというのは、所詮、Windowマネージャのようなものなのか? しかし、表示は、いわゆるマルチWindowではなくて、全面を一つのアプリが占有する。この、アプリと呼ぶソフトが、google playとかに集約されていて、簡単に検索、ダウンロードできるのは大きな進歩だろう。それにアプリのほとんどは無料だし、買うとしても数百円のこと。OfficeやPhotoshopのように何万円も払う必要がない。
iPhoneは、携帯電話業界に衝撃を与えた。しかし、その前に、日本の携帯電話機は、ほとんどすべてがパナソニック、シャープ、ソニー、京セラ、NECカシオモバイルなど日本製で、モトローラ、ノキアなどの海外勢を見ることがほとんどなかったことに気がつかれたか?Sonyエリクソンなんてのもあったが。今では、AppleのiPhoneやSamsungのGalaxyはメイジャーだが、ソニー、シャープなどは、十分に競争力がありそうなのに、価格のせいか、なかなか世界には普及しない。ソニーのxperiaでは、日本国内ではZ, Aなどの高機能機種しか需要がないようだが、ソニーもEとかMとかの廉価版も作っていて、海外ではその需要の方が高いようだ。携帯電話でも、NTT docomoは、いちはやくi-modeを導入してインターネット接続を可能にしたが、海外では、音声通話が主流で、インターネットは物好き用だった。米国を旅行するとわかるが、彼らは、車中でも平気で音声で通話する。電車の中で音声通話が禁じられることはない。日本では、音声通話が禁じられているので、EmailやSNSが中心になり、電車に乗ると一心不乱に電話をちくちくする。文化というか社会風習の違いが、産業に影響を与えたのではないか。
携帯電話の通話料は、出始めからずっと割高感がある。 通信料は、欧米に比べて日本は高いと言われる 。日本は国土が狭く人口が集中しているので、ネットワークを張り巡らすコストは、米国などに比べたらかなり抑えられるだろうに不思議なことだ。 KDDIは、年間4兆円ほどの売り上げのうち8000億円ほどの利益があり、日本企業としては異常に利益率が高い。 携帯電話売り場に行くとたくさんの販売員がいるが、それでも利益が上がるのだから良い商売だ。 電力のように国の強い規制を受けることもなく、原発のような危険要因も持たない。こんな打ち出の小槌のNTTを民営化すべきであったかどうか。料金体系は、高いだけでなく、複雑でげんなりする。データ通信と音声通話の組み合わせ、使う時間帯の組み合わせ、家族と使うかどうか、定額がよいか従量制が良いか、定額と言ってもいくら以上は従量制がよいか。
定額制と言われれば、いくら使っても同じ値段と思う。電車で、高校生が、お母さんに文句を言っていた。買い替えて1-2箇月のスマフォなのだが、通信速度がやたらに遅いと。初めは早かったが、このごろ、ダウンロードにめたくそ時間がかかる、調子悪い、壊れたんじゃないか、新しいのに買い替えた方がいいんじゃないか、などなど。お母さんは、よくわからず、おろおろする。隣で聞いていて、それは、月に5GBまでは高速で使えるが、それ以上は、128kbpsとかに落ちる契約なんじゃない、と教えて上げたかったが、駅に着いてしまった。
MNPというのがある。電話番号を、個人のものにして、電話会社を切り替えても同じ番号を使い続けられる。電話会社は、番号同じでいいですよと、他社から切り替えを促すが、他社も同じことをするから、得にはならない。このころから、電話番号は、SIMという小さなメモリに書き込まれていて、欧米では、それを差し替えて機種やプロバイダを使い分けているということが知られるようになる。SIMとは、subscriber identity module (契約者認証モジュール) のことである。ところが、日本の電話会社は、電話機本体にSIMロックをかけていて、SIMを取り替えられないようにしている。
SIMを取り替えさせたくない、というか、他社に乗り換えて欲しくないのは、携帯電話機の値段が、月々の契約料で月賦返済させたいからである。機械だけ安く買って、他社に持って行かれてはたまらない。これも双方向だから、結局同じはずなのだが、各社さんとも、自分のところの契約料は割高で、逃げられる客が多いと思っているのだろうか。月々の電話料は、最初の2年は高くて、3年目から安くなる。途中で解約すると高い解約料を取られる。それも、2年目ちょうどの月に解約するのでないと、解約料が高い。変な話だ。3年目から、SIMロックをはずすことにしてもよいのではないか。
2007年の某雑誌に、SIMロック解除について、「事業者の都合を有線、導入は今のところ期待薄」という記事が出ている。総務省が、モバイルビジネス研究会を主催し、SIMロックを議論していた。どうやら、業界の本音は、ロックをはずすと、プロバイダ(回線提供業者)を替えることよりも、同じ電話機を買い替えずに使い続けるので、需要が落ちることを懸念していたようだ。つまり、プロバイダよりも、電機メーカが反対したと言うことらしい。
そうは言っても、日本の電話機は海外にも輸出され、そこでは、海外のルールに則って、SIMロックフリーで売られる。それは、やがて、日本に逆流してくる。そういうものを見せつけられれば、日本国内でもSIMフリーで売ってくれという声が出るだろう。実際、最近のDocomoの機種などは、SIMロックフリーで売られているか、サービスステーションでSIMフリー化してもらえる。
最近(2014年)、総務省は、SIMロックをはずすべしと言い出した。2015年には義務化されるとか。スマフォの機械を売る商売と、ネットワークプロバイダの商売を分離して、それぞれで競争を促す狙いだろう。しかし、ソフトバンクの社長は、SIMロック解除には需要がないだろうと言っている。この動きを見越して、すでにSIMロックをはずしたスマフォが出回りだした。そして、docomoやauのネットワークを借りる、MVNOという安い通信料のプロバイダがSIMを売り出すようになってきたので、魅力が出てきた。
というわけで、スマフォを買いたいのだが、月に数千円も支払うような価値は見いだしていない。私用だし、使うのは電車の中やサイクリング。WiFiがあれば、公衆回線での通信量はたいしたことにはならないので、安いMVNO契約にできるのならOK。すると、SIMロックフリーの機種でなければならない。MVNOでも、安い音声通話番号が買える。
日本産業の現状を憂う身としては、国産を奨励したいので、iPhoneやGalaxyは選択肢からはずす。そうでなくても、iPhoneは防水でないし、Galaxyは電池がもたないようなので、魅力はない。大事な用途が、サイクリングに持って行くこと。だからヘビーデュイーティなのが良いが、あまりごつく大きいのも困る。汗をかくので防水は必須。大きさも小さい目がよい。5インチの方が見やすく、電池ももつが、背中のポケットに入れるのはかさばりそうだ。Xperiaでは、Aシリーズが4.3inch,
Zシリーズが5.4インチなので、Aをターゲットにする。これでも、iPhoneより画面は大きいのだ。電池も2300mAhと大容量である。
家人の約一名は、iPhoneにご執心のようだが、8万円近くする。Androidの新型は、6-7万円。性能的には、新しいのがよいだろうが、昨年くらいから、かなり性能は飽和している。電池の持ちにはみなさん不満が強かったようで、2013年からは、かなり電池寿命が延びたようだ。画面は、4インチから、5インチに大型化したのが目新しいところか。Xperia だと、Aシリーズが4インチ、Zシリーズが5インチ。Z1fにする。Aと同じサイズなのに、Z1 comactと銘打って売っていたりする。型落ちして安くなっているのが狙い目。結局、Xperia Z1fのSimフリーをAmazonで、35,000円ほどで購入。
いろいろなプロバイダが、月額1000円以下の安い契約料金で売り出している。自社では公衆回線ネットワークを保有せず、 docomoやauの公衆ネットワークを借りて、提供している。月に1GBの通信量で、980円くらい。docomoの通常の契約は、月に5GBで5000円ほどだから、基本的に同じような単価設定であるが、より小さく細切れの通信量で売ってくれているということだ。1GBの制限を超えると、通信が出来なくなるわけではなく、200kbpsに速度が落ちる。その上、単独では、音声回線(電話番号)がもらえない。
これらは、見ようによっては得がなく、docomoやAUと契約した方が良い人もいるだろう。要点は、スマフォは、ガラケーと違って、公衆回線の他に、Wifiにつなげられることにある。大きな通信は、Wifiで行えば、公衆回線との通信は、出張中のEmailやWeb閲覧に限定できる。それは、月に1GBもあれば十分であろうとの予測である。反対に、スマフォで公衆回線につなぎ、テザリングでPCにつなぐことを考えるのはやめた方が良い。PCでは、1GBを短時間で使い切ってしまうだろう。実際、MVNOでは、テザリングできないことが多い。
NVNOのプロバイダは、10者以上あるが、メジャーなのは、OCN mobile OneとIIJmioではあるまいか。OCNは、一日50MBだから、月に1.5GBになる。一方、IIJmioは、月に1GBで月972円で同額なので、損に見える。しかし、OCNでも月1GBの契約があって、それは月に1150円なのだ。つまり、一日50MBきちんきちんと使うことは困難。私の場合、週に2-3回の出張時に使うだろうが、残りの日はあまり使わない(Wifiですむ)。月に10回出張すれば、一日あたり100MBということになる。その上、IIJは、月に使い切らなかった1GB内の容量を翌月に繰り越せる。というわけで、IIJmioに決定。月額972円。もし、1GB/月では足りないようなら、Plala モバイルLTE 3GBまで1980円というのにしよう。これだと、3GB使い切っても450kbpsでつながるようだ。
MVNOだけでは、音声通話ができない。skypeでつなぐことにすれば、音声通話できないことはない。skypeでも、050の電話番号を買うことが出来が、月に15ユーロもかかる。一方、050plusは、月に315円である。smarttalk という似たサービスも同じような金額らしい。知らなかったので、050plusで決定。電話番号は即もらえて、クレジットカードからの支払いになる。電話番号は、4桁を自分で好きに選ぶことが出来る。留守番電話も無料で使える。この留守番電話は、かかってきて取れないと、センターで録音してくれて、その音声ファイルをEmailに添付して送ってくれる。気が利くじゃないか。
月に315円というのは基本料、待ち受け料で、自分から発信すると通話料金が取られる。対固定電話で3分8.6円、対携帯電話で1分18円というのは、普通より安い。そして、対IP電話だと無料。みんな、もっとIP電話に乗り換えてくれればいいのに。うちの固定電話はIP電話なので、無料でかけられる! それに、かけてみたところ、IP電話は音質がよい。普通の電話は、音声帯域が3.5KHzだが、050plusは、5-6KHzはありそうだ。
というわけで、機械の購入が35,000円、月々の契約料が1300円、それに音声通話料がかかる。2年も続ければ、普通にスマフォを月に5-7000円で契約するよりずっと安い。
昔は、携帯電話との通話中に、「あぁー、電池が切れます、また今度!」と言われて切られてしまうこともあったが、このごろは、通話中に切れるようなことはない。もっとも、昔に比べて、電話する機会が減った。旧機種に比べて、電池がもつようになることが最大の期待。消費電力が減ったのか、それとも電池容量が増えたのか? 買ってから数日は、うれしくていじっていると、それなりに消費する。GPSが大食らいらしいので、こまめに切る。
Arrows F-5Dと比べると、3倍くらい電池が続くように感じる。朝、100%にして仕事にでかけ、昼間ほとんど使わずに、夜帰ると、70%の電池残量。Arrowsは、15%位だった。runtasticというアプリにGPSを使ったナビをさせると、1時間で10-15%の消費、5-7時間の寿命がある。Garmin Edge800より短いが、増槽バッテリがあれば、一日持つ。サイクリングに十分使えそうだ。runtastic は、500円でproにupgradeできて、Google Earth 地図を事前にdownloadして、ルートを覚えさせておけるようになる。
スマフォ本体が、35,000円と言うのは、SIMフリーの機種の中では高い部類に属する。SIMフリーは、もともと海外向けだから、国内では注目されないような低スペック機種が、この半分以下の値段で手に入る。電話できて、Webで検索できれば良いだけなら、それで十分だったろう。値段の差は、LTEが使えるかどうかにある。日本は、LTEインフラの整備率が良い。150Mbpsで使えるのか定かでないが、FOMAの3Gでは遅いと感じる。2013年10-12月発売だから、最新ではない。対応する最新型は、A2のようだが、Androidのversion(4.2 vs. 4.4)とUSBポートからディスプレイ出力するMHL機能の他は、違いがないように見える。カメラ、電池、防水機能なども十分。小さいけれど、スピーカの音も良い。
動きは、引っかかることもなく、小気味よい。Nexus-7よりは、ずっとレスポンスがよい。
液晶の画質は、もう一つではないか。コントラストが強いようで、写真を表示すると、暗部がつぶれてしまう。表面にフィルムを貼っているのも画質劣化の一因だろう。SharpのIGZOは、定評あるが、どんなものか、気になる。
MVNOは、SIMが届くまで、1週間ほどかかった。起動法がよくわからなかった。その他の設定にありました。月間1GBというのは、高速のLTEでは、短時間で使い切りそうなので、ちょっとびくびくする。ときどき、データ通信量を調べながら使っている。WiFiと公衆網の両方について、アプリケーションごとに統計が出るので、何を節約すればよいかわかる。でも、バックグラウンドでつながっているとがっくりくる。WebやEmail程度なら、一日に20MBでも足りるだろう。
IP電話も、一手間多いが、普通に使える。110番などの緊急電話と、0120にかからないのが難点。自宅もIP電話で、無料でつながる。一般の固定電話には、3分で8.6円。通話後、電話料金が表示される。しかし、もはや電話なんてほとんどしませんね。
MVNOを使用しているので、docomoのサービスは、使えないことが多い。docomo IDを登録しないといけないらしく、docomoショップに行ったら、https://id.smt.docomo.ne.jp/cgi8/id/register ここから登録せよと。その後、docomoのアプリをupdateしたりした。電話帳や位置情報にアクセスする許可を求めてくるが、どうもうさんくさい。そんな個人情報を大量にクラウドに蓄えて、大丈夫だろうか。バックアップをやってみると、ドコモアプリ用のパスワードの設定が必要らしい。docomo ID登録時に入れたパスワードかと思ったら違っていて、初期値は、0000だと。まあ、他のアプリで代用できることが多そうなので、たいしたことではない。しゃべってコンシェルというアプリが、ホーム画面の上でうろちょろしてじゃまくさい。
SMSが使えない。skypeやハングアウトの方が便利だが、それらが使えず、SMSだけのガラケーもあるので、ちょっとだけ不便。ガラケーのSMSは、特別の顔文字や背景が使えるらしいが、これは、ガラパゴス文化だろう。
電話は、docomo謹製のダイヤルと、050plusのダイヤルがあり、後者を使うのだが、電話帳は共用しているように見える。普通にダイヤルを起動すると、docomoダイヤルが立ち上がり、いざダイヤルする段階で、050plusで呼ぶのかと聞いてくる。skypeもあり得るので、わからないではないが、皮が一枚多い。
その他、テザリングができない。おサイフケータイが使えない。モバイルSUICAはOK.