自転車で笠間の陶炎祭(ひまつり)に行く

2005年5月3日 Penguin!!

陶炎祭とは

陶炎祭とは、茨城県笠間市でゴールデンウィークに開催される陶芸品のお祭りです。ここに陶炎祭の説明があります。格別焼き物に造詣が深いわけではありませんが、自転車ツーリングの半径を拡げるべく、出かけてみました。

笠間市は、筑波山系の北に位置し、我が家からの直線距離は50キロほどです。実は、2004年の8月にも、岩瀬町にに行くつもりが笠間への峠に迷い込んでしまい、急坂と格闘したあげく、来た道を引き返した前歴があります。あれから半年の鍛錬の成果を見ましょう。

峠を二つ越えて笠間市へ

いつもは、筑波山を越えて八郷に出た後、また筑波山を越えて戻ることがほとんどです。それが、笠間に行くにはもう一つの峠を越えなければなりません。その峠は、地図には道祖神峠と出ていますが、道路標識などには名前が出ていません。ただ、八郷と笠間を結ぶ県道42号線ということになっています。

早めにうちを出て、不動峠に向かいます。筑波山にはいくつもの峠がありますが、不動峠は、自動車の交通量が少なく、斜度も緩めで、自転車で越えるには最適の峠です。最高点で約300メートル。そのまま向こう側に下りて八郷町に入ります。辻交差点で県道42号に左折します。この交差点の界隈は、イチゴ狩りのメッカ?で、交差点に近づくとイチゴの香りが馥郁(ふくいく)とします。5月は最後ですから、イチゴも安いようでそそられますが、先を急ぎましょう。

辻から北に15キロくらい行くと、吾国山に上る峠道、道祖神峠に至ります。この峠が実にきつい。上り初めがすぐに12%くらい、全編平均10%くらいで、ときどき13%を越えます。高さは300メートルくらいで不動峠と同じくらいなのですが、道のりは3キロくらいで、3割くらい短い。すなわち急だと言うことです。今日はゴールデンウィークなので、トラック類は少ないのですが、自家用車がいつもの2-3倍走っているようです。

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42号北向き、西光院を望む。車が多い。サイクリストも多い。
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のどかな田園風景。山の木々が葉を出しているが、針葉樹、落葉樹、微妙に色が違う。
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八郷で見つけた藤棚。
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道祖神峠の頂上。
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先心館とは洗脳の館か?青少年の合宿施設のようです。このまま進むと吾国山の頂上をかすめて大覚寺の裏に出ます。板敷のあたりです。
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しかしいい天気ですね。

陶炎祭

陶炎祭については、いろいろなホームページがありますのでgoogleってください。同時期に、笠間市では、つつじ祭りがありますし、隣の益子町(栃木県)では、益子陶器市が開かれています。この方面は、ゴールデンウィークにはけっこうな人出になります。自転車は駐車場に気を遣うこともなく、便利です。

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イベント会場のにぎわい
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中央広場のステージではジャズ演奏もやってました。

魚料理用の皿、マグカップ、ぐい飲みなどを買い込みました。自転車だから割れないようにきっちり包装してね、とお願いしたら、「どこから?え?つくば?山を二つも越えてきたの?また山を越えて帰るの?」とびっくりされてしまいました。実は、先週も自転車で来たのですよ。

笠間から筑波山

帰路は、また吾国山を超えるのはしんどいので、50号を西に走り、稲田、福原から板敷、八郷に出ることにしました。50号は走りにくいですね。交通量は多いし、路側帯は狭い。

八郷から上曽峠に向かって坂を上ります。東筑波ユートピアへの行楽客が多い。いつもは閑散としている施設なのですが、さすがゴールデンウィーク。増設駐車場まで車があふれている。おばちゃんに、すごいねぇ、と言われたのだが、何のことかわからず。そのあたりのツツジがよく咲いていることなのか、はたまた人が多いことなのか、と考えて、なんだ、私が自転車で山登りをしていることを感心しているのだとわかりました。たいしたことないですよ。それにこれは、今日三つ目の山登りですし。

5月の若葉を西光院から眺めました。大きな木はいいですね。

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日焼け

きょうは良い天気だったので日に焼けました。日焼けは、夏がピークだと思っていましたが、日差しのピークは夏至で、その後は気温はさらに上がりますが、空気中の水蒸気が増えて紫外線の吸収が高まるのに、夏至以前は空気が澄んでいることが多いので、5,6月の紫外線は強烈だということです。家内は、ドラキュラのように紫外線に弱いので、私が外に出るときは、日焼け止めをつけろといいます(さらに、こんなに暑いのに、寒いからウィンドブレーカを着て行ったらどうか、などとも言います)。それで、4月半ばから天気が良い日のサイクリングには、日焼け止めをつけています。効果は絶大ですが、なかなかまんべんなくは塗れない。よく忘れるのが、首です。

今日は、夕方になってから、左手の下腕、内側が焼けているのに気がついてびっくり。外側は日焼け止めを塗ったのですが、内側は塗らなかった。右手の内側はたいして焼けていない。午前中は、北に向かって走り、午後は南に向かって走ったので、左手の内側は、常に太陽の方向を向いていたようです。